[開催報告] 近畿・中四国支部共催 初夏のセミナー
生化学若い研究者の会近畿支部スタッフの酒井 宥璃です。
2023年7月1日に大阪大学の南部陽一郎ホールで近畿・中四国支部共催「初夏のセミナー」を開催いたしました。
現地会場では25名、オンラインでは23名と多くの方にご参加いただきました。
最初の研究交流会では、自身の研究紹介や興味のある分野について話し合うことで、分野・学年を問わず交流を深めることができました。
次に、大阪大学ワクチン開発拠点 先端モダリティ・ドラッグデリバリーシステム研究センター拠点長の審良静男先生をお呼びし、「私の研究史」と題したご講演と、初の試みである座談会を行いました。
講演会では、免疫学に携わることになった経緯や、今では教科書に載っている「病原体認識は自然免疫から始まる」という偉大な発見に至った経緯についてご講演いただき、大変興味深いお話を聞くことができました。
座談会では事前に参加者から集めた質問・テーマについて、先生のご経験をもとにお話ししてくださり、研究者として進んでいくためのアドバイスを得ることができました。
生化学若手の会 近畿・中四国支部では今後も、大学生や大学院生はじめ、若手研究者にとって有意義なイベントを企画・開催していく予定です。研究者同士の交流、ネットワークづくりの場として役立てていただけると思います。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。