[開催報告] 九州支部 2023春のセミナー

お世話になっております、九州支部スタッフの大石春陽です。
2023年3月2日に、九州支部主催 春のセミナーをオンラインにて開催いたしました。

春のセミナーでは、理化学研究所生命医科学研究センター/大阪大学医学系研究科の茂呂和世先生をお招きし、「誰も見向きもしない研究はいつまで日の目を見ないのか」と題してご講演いただきました。茂呂先生が研究をされているILC2が発見された経緯と、ILC2の発見によって解明された寄生虫やアレルギーに対する応答機構について、茂呂先生の大学院時代の貴重なご経験も踏まえてお話いただきました。講演後には参加者の方々から多くの質問をいただき、有意義な時間を過ごすことが出来たのではないかと思います。

開催にあたり、お忙しい中ごご講演いただきました茂呂先生、そしてご参加いただきました34名の皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。本セミナーが、参加者の皆様の研究の一助となれれば幸いです。

生化学若手の会 九州支部では今後も、大学生や大学院生はじめ、若手研究者にとって有意義なイベントを企画・開催していく予定です。研究に役立つスキルの勉強の他、研究者同士の交流、ネットワークづくりの場としても役立てていただけると思います。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。